リベラリズムってなに??~最近の世界のトレンド~
みなさんも一度は聞いたことがあるであろうリベラリズム。
グローバル化が進み先進国がより一層豊かになるなかで、
特に若者から強く支持されている考えでもあります。
そもそもリベラリズムとは簡単に言えば「すべての人が自由で平等な権利を持つべきである」という思想に基づいた主義の一つです。
その思想の中でも最近注目を集めるのが「人種」と「ジェンダー」に対して平等を求める運動です。
人種に関する運動といえば大きくニュースで取り上げられる
・アメリカの黒人差別に反対する運動であるBLM
・中国のウイグル人に対する非人道的扱いへの批判
ジェンダーに関する運動でいうと女性や性的マイノリティ(LGBTQなど)に対する差別を批判するものとして
・Me Too運動
・レインボーパレード
このような運動というのは実は日本ではあまり大々的に報道されない、あるいはあまり強調されずに報道されていないことも多く、日本はリベラリズムのトレンドに乗れていないという意見も寄せられます。
この記事を見ている方の中にも何個か知っている程度、あるいは聞いたことがあるけど内容は知らないという方も多いのではないかと思います。
しかし、世界的な流れを客観的にみるとリベラリズムの波というのは日本もいずれ巻き込み、
勢力を増していくことが予想されます。
差別を受けるマイノリティ(少数派)に対して見てみぬふりをしない、積極的に問題にアプローチしていくことでみんなで幸せになろうというのが昨今のトレンドです。
特に発信力の強い先進国では、国全体が裕福になったことでこのような以前は取り扱われていなかった問題について解決をしていけるようになったという側面もあります。
SNSなどの情報感度の高いメディアを利用することで世界の流れを気軽に観測できる便利な時代となった今、積極的に話題の中に飛び込むことで自分の見地を大幅に広げることも可能です。
このリベラリズムの思想が広まる中でもいまだに世界中で差別が行われているのが現状です。ただ、人類全体が一つのコミュニティとして飛躍的に進化を遂げるためにはこのような差別という人間の負の側面を少しずつ変えていくという意識を持つことで皆が得する社会になるのかもしれません。
もはや「知らなかった」では済まされないこの大きなトレンドについて理解し、自分の意見も発信していくことでみんなに優しい(賛否両論はありますが)社会の一員としてグローバルに活躍できる人材を目指していくべきではないでしょうか。